むち打ち症で後遺症を残さないようにするためには
まずは何をおいても病院で検査を受けましょう。大した症状を自覚できない場合でも、外見ではわからない大きな損傷が隠れている可能性があります。MRIやレントゲンの検査を受け、具体的なダメージについて把握することがまずは第一となります。通常、検査では「異常なし」と診断される場合が多いようですが、実際には画像検査では確認できない筋肉の損傷や筋緊張の発生により様々な症状が現れるようです。
むち打ち症になってしまった場合でも、その直後からきちんと安静にしていることで後遺症のリスクを減らすことができます。(一週間ほどは安静にしていることが望ましいです)
物理的な治療の前に、まずは安静にすること。この場合では、まずは体を休めることがひとつの治療となります。(これを怠って無理をしますと、治療が長期間となったり後遺症のリスクが高まる可能性もあります)
急性期(むち打ちのなり始めの時期のことをいいます)を過ぎてからが本格的な治療の段階となります。通院しますと、治療を行っている病院でのリハビリをすすめられることが多いかと思います。湿布や鎮痛剤などの処方を経てリハビリ施設における首のけん引や電気治療などを受けることになるのですが、これだけですと患者さまは回復の程度に納得がいかれないということが多いようです。(すべての病院が事務的な治療に留まるというわけではないとは思いますが、現実として患者様からはそのような声を多く聞きます)
むち打ち症の治療については、病院と整骨院の両方を上手に使い分けることをおすすめいたします。病院における電気治療、処方等は必要なことです。しかしこれだけでは後遺症を残す可能性が低くありません。通院をしながら定期的に検査を受け、身体の状態を把握しながら、当院における、むち打ち症に特化した整体・骨盤矯正等の施術を受けることをおすすめします。