事故後の検査は事故から10日以内に!!
先日来院された交通事故の患者様です。 事故直後に病院でレントゲンの診断を受けましたが、その際には首と肩の痛みがあったため、病院では首と肩のレントゲンを検査されました。病院では湿布と痛み止を処方されました。
その後、数日経過して当院に来院された際に、事故後2日後から腰にも痛みが現れたとおっしゃられたので、すぐに病院でレントゲンの検査を受けに行っていただきました。
レントゲン上は骨に異常はありませんでしたが、大事なのは事故から10日以内に病院でドクターに痛みがあること伝えておくことです。
事故後の症状は場合にもよりますが、おおむね、10日以内に病院に申告して検査をされた部位が対象となります。
それ以降に痛みを訴えても事故との因果関係を証明しにくいので、自賠責保険の対象にならなくなります。つまり、被害者が事故以前に感じていなかった痛みやシビレ、その他の症状を被害者本人が治療費を負担しなければならなくなります。
以前に当院で事故から2週間後に病院で検査を受けた患者様が、結局、自賠責の適用にならず、ご本人が治療費を全額負担されたことがありました。
事故直後の症状は限定的なことがあり、2~3日後にひどく現れる場合があります。その症状が3~6か月の治療が必要な場合も見られますので、どのような軽い症状でも事故から10日以内に病院へ申告して検査を受けて事故との因果関係を証拠として残しておく必要があります。
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